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軽自動車の廃車について

軽自動車の廃車には大まかに分けて、一時的に車検証を返納し使用を中止する自動車検査証返納(一時使用中止)と、車本体を解体して車検証を返納する解体返納の2種類があります。
一時的に自動車の使用を中止する場合や、盗難で自動車が手元にない場合などは自動車検査証返納(一時使用中止)、事故車を処分する場合や災害などにより自動車が使用できなくなった場合などは解体返納を行います。
自動車検査証返納(一時使用中止)の手続きを行った後、車が不要になり解体した場合は解体届出、車を再度使う場合は中古車新規検査の手続きが必要になります。
手続きは現住所(自動車を使用する場所)を管轄する軽自動車検査協会で行います。

税金の還付について

自動車の廃車手続きを行うと税金の還付を受けられる場合があります。軽自動車で還付の対象になるのは「自動車重量税」です。軽自動車税には還付制度がないため、いつ廃車にしても還付金を受け取ることはできません。
また、自賠責保険や任意保険も加入期間が残っていれば保険金の払い戻しができる場合があります。プランや残りの契約期間などによって異なるので、詳細は契約した保険会社にお問い合わせください。

●自動車重量税の還付

重量税が還付される条件は「解体による廃車手続き」だけです。軽自動車は解体返納・解体届出が対象になります。
重量税は車検の月から次の車検までの3年分もしくは2年分まとめて納付しているので、車検が残っていればその分が還付の対象になります。自動車重量税の還付は解体返納・解体届出の手続き時に、同時に申請する必要があります。後から受けることはできません。

一時的に車検証を返納し使用を中止する手続き

●自動車検査証返納(一時使用中止) ▶

海外出張が決まり海外に住むことになった、ケガや病気で長期間にわたって入院することになった、自動車を盗まれたなど、長期間使わないけれど再び自動車を使う可能性がある場合は、自動車検査証返納届(一時使用中止)の手続きを行います。この手続きをすることで一時的に廃車状態になり、自動車税の支払いを止めることができます。公道を走ることは出来なくなりますが、中古新規登録を行えば再び公道を走ることが出来るようになります。
今後車に乗るかどうかわからないので一時的に廃車状態にしたけれど、やっぱり二度と乗らない、となった場合には追加で『解体届出』の手続きを行います。

●解体届出 ▶

自動車検査証返納の手続きを行い一時的に使用を中止した自動車が不要になり、解体した場合に行う手続きです。車検が残っている場合は自動車重量税の還付を受けることができます。

●滅失・用途廃止による解体届出 ▶

自動車検査証返納の手続きを行い一時的に使用を中止した後、災害などで自動車自体がなくなったり、展示品や倉庫として利用するなどもう自動車としては使わない場合に行う手続きです。
本体が解体されないため車検が残っていても自動車重量税の還付を受けることはできません。

●中古車新規登録 ▶

自動車検査証返納の手続きを行い一時的に使用を中止した車を再び使用する場合に行う手続きです。
車検が切れている場合は再度検査を受ける必要があります。

解体返納

修復できないほど壊れてしまった事故車や、台風や地震などの自然災害による水没車、故障車、また老朽化や過走行による経年車など車を処分したい場合は、解体返納の手続きを行います。
解体返納は、車を解体することを前提にしたもので、この手続きを行うと二度とその車を使用することは出来ません。自然災害などで車が流されてどこにあるのか分からない、というような回収不能車を処分する場合は滅失・用途廃止による解体返納手続きを行います。

●解体返納 ▶

乗らなくなった自動車をスクラップ工場で解体した後に行う手続きです。一般的にイメージされる廃車がこれにあたります。車検が残っている場合は残っている期間に応じて自動車重量税の還付を受けることができます。

●滅失・用途廃止による解体返納 ▶

手元にない自動車を処分する場合や自動車としては二度と利用しないが倉庫や展示品として再利用したい場合に行う手続きです。その車の解体を伴わない永久解体返納になり、自動車重量税の還付は受けることができません。倉庫や展示品として利用する場合は車本体は存在することになりますが、動く状態であっても解体返納手続きをした車は二度と公道を走ることはできません。

解体返納と自動車検査証返納(一時使用中止)の比較

廃車にはさまざまな手続きがあります。
自動車の状態や今後どう扱うのかなどを考えて、状況にあった手続きを選びましょう。

解体返納 自動車検査証返納届
メリット
  • ・車検が1ヵ月以上残っている場合は重量税が月割りで戻ってくる(解体した場合)
  • ・一度の手続きで済む
  • ・自動車税の支払いを止めることができる
  • ・手続きをすれば再び公道を走ることができる
デメリット
  • ・二度と公道を走ることができない
  • ・車検が1ヵ月以上残っていても重量税は戻ってこない
  • ・今後、車を利用する場合、処分する場合、どちらにしても再度手続きが必要。